桜の名所でも"高齢化”進む… 地域住民が倒木防止へパトロール「毎日、散歩に来た時に見て回る
桜のシーズンも間近ですが、東京などで相次いでいる桜の倒木が気になるという方も多いのではないでしょうか。
長崎の桜の名所で進められている倒木を防ぐための取り組みを取材しました。
KTN記者
「つぼみもだいぶ膨らんできているようですね、見てください!あそこに数輪、花が開いています」
長崎の桜の名所、立山公園です。
園内にはソメイヨシノやヤマザクラなど約730本の桜。
さくらまつりは多くの花見客でにぎわいます。
2026年もまもなく花見シーズン到来。
ですが、2026年は・・・
3月7日、東京・世田谷区の砧(きぬた)公園では、高さ10mを超える桜の木が倒れ、70代の女性が一時下敷きになり、ケガをしました。
翌日も同じ公園でヒマラヤスギが倒れるなど、倒木が相次いでいます。
こうした倒木を未然に防ごうと、地域住民が木のパトロールを続けています。
立山公園さくら祭り実行委員会 井村啓造 会長
「毎日ですね、散歩に来た時に毎日、桜の状況を見て回って・・・」
ソメイヨシノの寿命は通常50年から60年。
立山公園では樹齢50年を超える”高齢”の木が約8割を占めています。
井村啓造 会長
「これはだめね、生きているのは曲がるでしょ、枯れて水が行きよらんのは折れる」
高齢化で枝や幹が乾燥すると折れやすくなるため、人や車が通る場所を中心に、こまめに枝を取り除いています。
木が病気にかかっていないか、しっかり見ることも大事です。
井村啓造 会長
「立札の向こうの桜、枯れてるでしょ、白い菌が入って・・・」
「コフキタケ」など腐食菌と呼ばれる菌が侵入すると木は腐り、倒木のリスクが高くなります。
井村啓造 会長
「これなんか伐採した、中が空洞、伐採したばっかりで樹齢70年」
倒木のおそれがあるなどとして、この1年で伐採された木は27本です。
その一方で、次世代につなぐ取り組みも進められています。
井村啓造 会長
「伐採した後に新しい時代の木に頑張ってもらわないといけない」「桜も世代交代ですね」
立山公園の桜の見頃は、さくら祭りが始まる3月27日ごろから。
期間中は毎日、ぼんぼりが灯り、桜のライトアップも楽しめます。
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