2026年06月09日 19:00
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9日の座り込みでは、諫早市の山下信哉さんが爆心直下の長崎市松山町で原爆の犠牲になった親族の消息探しについて報告しました。
諫早市 山下信哉さん
「ようやくご親族の男性と出会い、その結果、道子さんが原爆で亡くなったことを確認できました」
山下さんは2025年7月、ニュースで放送した爆心地公園の整備工事の際に見つかった子供の遺骨について、「母のいとこの毎熊 道子ちゃんではないか」と名乗り出ました。
その後、道子ちゃんとその家族の消息を長崎市に照会したものの、戸籍法などを理由に「道子ちゃんの情報開示はできない」と門前払いを受けました。
山下さんは9の日の座り込みでチラシを配るなど独自に消息探しを続け、5月、道子ちゃんの父方の親族にたどり着きました。
諫早市 山下信哉さん
「目的を達することができたので、ほっとしています」
「いわば私の、私たちのファミリーヒストリーを解き明かしていきましたけど、壁ばっかりで」
「地道に自分なりに一つ一つやり遂げたので、今日の結果にたどりついたんじゃないかなと」
まだ、爆心地公園から見つかった遺骨が道子ちゃんのものとは確認されていませんが、9日までに道子ちゃんと母親のミヨさんの名前などが「原爆死没者名簿」に記載されていることが判明しています。
山下さんは被爆81年が経ち、親族も高齢化する中で、原爆犠牲者の消息探しがよりスムーズに行えるよう行政の情報開示のあり方の見直しを求めたいとしています。