ホームニュース子供時代に木登りの思い出も 佐世保・矢保佐神社の巨大ムクノキ

子供時代に木登りの思い出も 佐世保・矢保佐神社の巨大ムクノキ

2026年09月25日 19:00

長崎県内の巨木や名木を紹介するシリーズ「樹は見ている」。

25日は、佐世保市から樹の周りで遊んだ思い出が蘇る巨大な「ムクノキ」です。

佐世保市柚木町の矢保佐神社の鳥居付近にそびえるムクノキ。

樹齢は推定650年で大きさは県内最大級と言われています。(樹高26m、幹周り7.3m)

県樹木医会 久林高市会長
「樹木が成長して高齢樹になるとねじれが見えてくる」
「地元の人たちも相当、手を入れて保護して守ってきたのだろうと思う」

ムクノキは昔から子供たちの遊び場でした。

柚木町で育った 山中金治郎さん(93)
「小さいときは興味があって木に登っていた」
「(ムクノキの)脇にスギがあった。スギからムクノキに渡っていた」

高さ10mほどのところに大きな空洞があり、木登りをして中を覗いたことも懐かしい思い出です。

柚木町で育った 松永健一さん(73)
「(空洞に)フクロウが卵を産んでいた」
「この木とともに成長してきた」

KTN記者
「柚木町には神社のような巨大なムクノキが3本ありました」

3本の巨木にちなんで県道沿いの地域は昔から「三本木」と呼ばれました。

巨木のうち、2本は枯れてしまいましたが、その木片は今も地元の公民館に残されています。

山中金治郎さん(93)
「大きかったのが思い出です。葉も茂っていた。枝も下がっていた」

樹齢を重ねた矢保佐神社のムクノキも衰弱が進んでいますが、地元の人たちは少しでも長くこの地域を見守っていてほしい、と願っています。

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