
海が好きで長崎大学水産学部に入学した関さんが卒業論文でテーマにしたのは、「川のごみ」でした。8割が陸由来といわれる海洋ごみ。海に流れ出る前の水際で食い止められたら・・ 先生や研究室の仲間の助けを借りて、5か月にわたって川のごみを回収し分析を行いました。海の環境に関心を持つ高校生も調査に参加しました。川のごみを調べる研究を通してわかったこと、考えたこととは。
放送 | 2024年12月31日(火) 15時30分~ |
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制作協力 | 日本財団 海と日本プロジェクト・CHANGE FOR THE BLUE |
協力 | 長崎大学 水産学部 |






放送された番組
調査について
本調査は日本財団が推進する海と日本プロジェクト・CHANGE FOR THE BLUEの一環で行われました。
協力:長崎大学水産学部
概要
- 期間:2024年6月~2024年10月
- 回数:毎月1回×2か所
- 地点:時津川(長崎県西彼杵郡時津町)、戸根川(長崎県長崎市琴海戸根町)

時津川

戸根川
ポイント
- 二つの川は流路延長(川の長さ)や流域面積が類似している。
- 流域環境の異なる(都市型/郊外型)二つの川で調べる。
方法

ふたつの川の河口付近に設置されたシルトフェンス(汚濁防止用)に集積した浮遊ごみを回収する。

ゴムボートで、タモ網や手で回収。

回収するのは基本的に人工物(木や草、動物の死骸などの有機物を除く)
調査項目

個数・重さ・大きさ・樹脂種類・その他
(状態や製造年月日など)
※河川ごみ調査参考資料集(環境省)に準拠
CHANGE FOR THE BLUE | 海ごみゼロを目指して
CHANGE FOR THE BLUEとは国民一人ひとりが海洋ごみの問題を自分ごと化し、"これ以上、海にごみを出さない"という社会全体の意識を向上させていくことを目標に、日本財団「海と日本プロジェクト」が推進しているプロジェクトです。
