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2021年11月26日

歓喜の裏に...

11月20日・21日・23日と3日間行われた「全日本バレーボール高等学校選手権長崎県大会」・通称「春の高校バレー長崎県大会」。

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春高決勝戦に実況という形で関わってしばらく経ちましたが、毎年「楽しさ」を感じるとともに「辛く」もなります。

今年の男子ベスト4は、佐世保南・大村工業・長崎日大・鎮西学院。

このうち佐世保南の現3年生は、中学で全国準優勝に立った主力メンバーが集まった黄金世代と呼ばれ、彼らが1年生のころから取材をしてきました。

ただ、2019年度の高総体、春高。

2020年度の春高。

2021年度の高総体。

いずれも全国大会をかけた県大会の決勝まで進みましたが、いずれもあと1歩のところで涙を飲んできました。

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3年生にとってラストチャンスの今回...

佐世保南は準決勝で、ライバル・大村工業と対戦。

フルセットの激闘の末、3セット目でマッチポイントを掴みます。

ところが...そこから、まさかの連続失点。

1度は相手のマッチポイントをしのいだものの、最後は力尽きました。

私は、会場を去る選手たちに声をかけることができませんでした。

自分たちの精一杯を出していたとしても、やっぱり結果を認識するたびに辛くなるところもあるでしょう。

けれど、この3年間踏ん張ってきたことは、今後の人生にいきると信じて、次に進んでいってほしいと思います。

勝者の陰に敗者あり。

これからも丁寧に、取材・放送を続けていければと思っています。

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さて、優勝した鎮西学院の皆さんはおめでとうございました!

大会に参加した残る35校、そして3年生の思いも持ってオレンジコートで輝いてきてください!

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