美味！高級魚クエの魅力

とっても華やか！高級魚クエのお刺身！こちらは「あらだき」
さらに、中華風の料理やあら汁も！

近年、長崎で漁獲高が増えている「クエ」。試食会に取材を兼ねて参加させていただきました。
刺身5種類を食べ比べ。見た目はほとんど変わりません。

左側は、水揚げ後に「脱血」という血抜き処理をしたもの。そうすると、より長く鮮度を保つことができるといわれているんです。保存4日、7日、10日の3パターンあります。右側は、処理をせずそのまま保存していたもの。保存1日と7日の2パターン。

食べてみると・・・たしかに、うまみやにおいが違う！保存1日（未処理）の刺身は、コリコリとした食感で長崎人好み。ポン酢にもみじおろしとネギを合わせていただきました。さすがは高級魚！あっさりとしていて上品な味です。

あまりのおいしさに衝撃を受けたのは、血抜きをした保存10日のお刺身。全然味が違う！脂がのっていて、旨味が格段にアップしている！しかも甘みがある！ちょっとした処理の違いで、味わいがこんなに変わるなんて。本当に同じお刺身なのかと驚きました。

シェフも「脂がのっているので、包丁を入れるときも少しねっとりした感じで感触が違った」とおっしゃっていました。クエやブリなどは、日付が経つと熟成されて旨味が増すそうです。「保存10日の刺身は、塩で食べるとよりおいしいと感じると思うよ」とのこと。通な食べ方！試してみたいものです。