
ノンストップ「さだ愛」
こんにちは!最近、毎朝さだまさしさんの曲を聴きながら出勤している円田智子です。
先日、長崎市の長崎スタジアムシティ最後の開業イベントで「ハピネスアリーナ」のこけら落としコンサート「さだまさしチャリティーコンサート長崎から、能登へ」の取材に行ってきました。何を隠そう私は20年来のさだまさしファン。20代の頃にさださんの曲を聴いて以降、その魅力にハマり、さださんの曲は気持ちが落ち込んだ時に聴く応援ソングです。コンサートに先立ち長崎ブリックホールの名誉館長を務めていらっしゃるさださんの銘板が館内に設置されるということで、さださんご本人も出席しての除幕式の取材にも行かせてもらいました。さださんと直接お会いできるなんて、至極光栄、恐悦至極。
除幕式前には、さださんが通るであろう動線を予想し、撮影できる限界ギリギリまで近づく明らかなる不審者。胸の高鳴りを抑え、主役の登場を待っていると、つ・・・、ついに!!さだ様が降臨されました。「まっさん!おかえりなさい!!」と心で叫びつつ間近で見る神々しいお姿にカメラを持つ手もガクガクブルブル、ドライアイであることをすっかり忘れ、まばたきもせずに食い入るようにさだ様のお姿を目に焼き付けました。映像がぶれているのはそのせいです。
そして夕方はいよいよコンサート会場へ。入場を待つ来場者の皆さんに「さださんの魅力は」や「コンサートは何が楽しみ?」などをインタビューして回りました。
しかし、次第に"さだファン"との特別な時間を共有したい気持ちがふつふつと沸き起こり、聞かれてもないのに興奮気味に「私はですね~、特に『雨やどり』と『償い』という曲が大好きなんですけど、最後の『♪あなたの腕に雨宿り~』という歌詞が最高ですよね~。あとですね~~~(自粛)」と仕事そっちのけで勝手にさだ談義を始める始末。
コンサート中は撮影NGのため、プレス席でコンサートを観覧。とはいえ、仕事はちゃんとしています。取材メモを取りながら2曲目の「精霊流し」で号泣。「道化師のソネット」を口ずさみ、「秋桜」で4年前に亡くなった母を思い出し、また号泣...。何十年経っても色あせない歌詞、ひとつひとつの言葉の重み、私自身が歳を重ねてよりリアルに感じる歌の情景など、トークもさることながら改めてさださんが紡ぐ言葉の力を感じました。コンサートでは他にも岩崎宏美さんやスガシカオさん、ゴスペラーズ、水谷千重子さんグレープなども登場し、豪華なステージとなりました。
終わってみれば1時間おしの3時間超のコンサートで家に帰り着いたのは夜の10時近く。大好きなさださんと触れ合えた喜び(触れ合ってない)、私に向けてくれたまなざし(たぶん気づいてすらいない)、何より生の歌声で私の砂漠の心が満たされ、この仕事をしていて心からよかったと思う一日でした。とはいえ、ちゃんと仕事はしています。
(コンサートの模様はこちらの記事にて配信中https://www.fnn.jp/articles/-/775120)さだまさしチャリティーコンサート「長崎から、能登へ」被災地のために届ける音楽とエール|FNNプライムオンライン
最後に、コンサートでのさださんの言葉で一番印象に残った言葉を皆様にも。「5分でいい、あなたの大好きな人の笑顔を思い浮かべてください。その笑顔を守るために何ができるか考えてほしい。」さ、きょうもさだまさし著のステージトーク集「さだのはなし」を読んで、いい夢みようっと。