
【みジカなナガサキ】第39回 献血に行こう!
献血は、病気の治療や手術などで輸血を必要としている患者さんの命を救うために、健康な人が血液を提供するボランティアです。
日本では、1日あたりおよそ3千人の方が血液を必要としていて、献血された血液のほとんどは「がん」などの病気の治療に役立てられています。
血液は人工的に作ることができず、長期保存もできません。
また、1人の人が1年間に献血できる回数や量には上限があります。
全国では年間500万人ほどの献血への協力が必要とされていますが、少子高齢化の影響で献血できる人口が減少していて、このままでは将来血液不足に陥り、血液を必要としている方の命を救えなくなる恐れがあります。
必要な方に安定的に血液を届けるためには、多くの方の継続的な献血への協力が必要です。
献血には、血液中のすべての成分を採血する「全血献血」と、特定の成分を採血する「成分献血」があります。
献血の種類によって年齢や体重などさまざまな基準がありますが、16歳から献血できるものもあります。
詳しくは、日本赤十字社のWEBサイトでご確認ください。
長崎県では、未来を担う若者にも献血に関心を持ってもらうために、大学などで献血への協力を呼びかけています。
取材に行ったてんに紹介してもらいます!
はーい、てんです!
長崎大学で献血バスによる学内献血が行われました。
献血の手順は、まずは受付から。 問診を行い、問題がなければ採血へと進みます。
採血に係る時間は献血の種類によって異なりますが、全血献血の場合は、10分から15分程度で終わります。
採血後は十分に水分を取って休憩し、終了です。
この日は、学生を中心に多くの方が献血していました。
献血をしていた人にきっかけを尋ねると、「友達で献血をしている子がいたから」「16歳になったばかりなので献血をやってみようと思った」など理由はさまざま!
「自分が社会貢献をしているという自覚を得ることができる」「医学部に通っていて、今からでも医療に貢献できるように献血をしている」といった声もありました。
県内各地を巡回している献血バスのほかに、長崎市と佐世保市にある献血ルームでも献血可能です。
献血WEB会員サービス「ラブラッド」を利用すると、献血の予約や過去の献血記録の確認などができるほか、献血に応じてポイントが付与され、さまざまな景品と交換することができますよ。
番組の放送は1月29日水曜日21時55分!ぜひご覧ください。
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広報テレビ番組 | 長崎県 (pref.nagasaki.jp)