
【みジカなナガサキ】第40回 地域の活力を支える道づくり
道路は日常生活や地域の活力を支える大切なインフラです。
県内でも人や物の流れを支える高規格道路の整備など、各地で道路網の整備が進められています。
高規格道路は、主要な都市間を効率的に結ぶ道路で、一般道路よりも高速かつ安全に移動できます。
県内では、長崎自動車道、西九州自動車道、島原道路、西彼杵道路などが高規格道路に該当します。
現在建設中の島原道路の整備状況を見てみましょう。
取材に行ったパオに紹介してもらいます。
ニーパオ~パオです。
島原道路は、南島原市と諫早市を結ぶ、長さおよそ50kmの自動車専用道路です。
南島原市深江町から諫早ICまでの所要時間が、整備前は90分かかっていたものが、全線完成すれば40分と大幅に短縮されます。
今回は島原市で行われている工事現場を訪れました。
島原道路は現在、5割が完成している状況とのことです。
整備は国と県の協力で進められており、県が島原市出平町から雲仙市吾妻町間を、国が諫早市森山町から小野町間を整備しています。
すでに開通している区間では、所要時間の短縮や周辺道路の混雑緩和などの効果が表れていて、ICの周辺では、企業や商業施設の立地も決まっているそうですよ!
所要時間の短縮によって、交流人口の拡大や農作物などの出荷先の拡大のほか、医療の面では、病院への救急搬送にかかる時間が短縮されることで、救命率の向上が期待されます。
また、県では、道路の改良や交通安全対策など、県民生活に密着した道路の整備も進めています。
川棚町の県道では、小学生の通学路として利用される歩道の整備が行われました。
以前は道幅が狭く、歩行者同士がすれ違う際に、車道にはみ出して通行することもあり、とても危険な状況でしたが、歩道の幅を広げる工事が去年3月に完了し、地域住民や子どもたちが安全・安心に通行できるようになりました。
県では他にも、老朽化する橋やトンネルなどの計画的な維持管理や、土砂崩れの危険性がある道路の斜面の工事など、安全・安心な地域づくりに向けて取り組んでいます。
道路整備によって、暮らしがどんどん快適になっていきますね!
番組の放送は2月5日水曜日21時55分!ぜひご覧ください。
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広報テレビ番組 | 長崎県 (pref.nagasaki.jp)