
ここはどこでしょう?
寒い日が続いていますね。ダウンコートが手放せない本田です。1月、とある場所に行ってきました。ここはどこでしょう?正解は・・・奈良県高市郡明日香村にある「キトラ古墳」です。友人から「渋い!」と突っ込まれましたが、奥深い魅力がある場所なんです!!7世紀末~8世紀初め頃につくられたとみられていて、国の史跡、特別史跡に指定されています。
古墳の中には石室があります。(※写真は原寸大の模型)
石室の内側の壁には「玄武」などの四神像、頭は動物・体は人間の姿をした十二支「獣頭人身十二支像」、「天文図」(現存する世界最古のもの!)など、複数の壁画が描かれているんです!こちらは薄くて見づらいですが「朱雀」の壁画。
国内で極彩色壁画があるのは、高松塚古墳とキトラ古墳の2例のみ。とても貴重で、歴史的価値が高いんです。
こちらは今回、一般公開されていた「玄武」(※写真は原寸大の模型)。斑点や甲羅の模様まで丁寧に描かれていました。誰のためにつくったんだろう?1200年も前にどうやって色を生み出したんだろう?時を超えて、現代まで残っているなんて・・・。発見されたときは傷みがひどかったそうです。保存・復元した現代の技術もすごいですね。
昔の人はどんな生活を送っていたのかな?同じ景色を見ていたのかな?誰のお墓だったんだろう?と想像しながら歩くのは、とても楽しい贅沢な時間でした。"まだ分かっていないことがある"って、何だかわくわく。興味がわきます。とっても寒そうな顔をしていますが(笑)心躍る1日でした。
飛鳥時代の遺跡「飛鳥・藤原の宮都」は、2026年の世界遺産登録を目指しているので、これから注目度が増すかもしれません!
周辺の駅や観光施設を結ぶ「自動運転バス」の実験走行も行われていました。普通の車と変わらぬスピードで走っていましたよ。長崎県内でも実証実験の準備が進められているとか。機会があれば乗ってみたいですね!