第39回 銅座稲荷神社 長崎市銅座町
毎週火曜は町歩きの達人・山口広助さんと行く「ひろすけじるし長崎遺産」♪長崎市の中心部からお送りしました!
前回は新地中華街からランタンの様子をお届けしましたが、このあたりもとても綺麗です!さて、今回は長崎市銅座のお話。
飲食店が立ち並ぶ印象が強い銅座界わいですが、その名前の由来は江戸時代!海外との貿易で使われていた棹銅(棒状になった銅)を作っていたことから「銅座」という名前になったそうです!さらに明治時代あたりになるとこの辺りに人々が住み始め、こんな人の住宅跡も!
シーボルトの娘・イネの住宅兼病院跡の看板がありましたよ~!イネは日本初の女性の西洋産科医として活躍した人。シーボルトもここで診察をしたことがあるとか!さらにこんな意外なものも!
実はここ、洋館なんです!確かによくよく見てみると...窓のサッシ部分や屋根あたりの細工に洋館らしさを感じます...!洋館といえば南山手・東山手が有名ですが、このあたりにもあるんですね~
さらにこの石畳が敷かれた道は「銅座稲荷通り」...稲荷というだけあって、銅座の氏神・お稲荷様に続く道です!
手すりの色からも稲荷神社の雰囲気が...!この上にお稲荷様がいるとのことで階段をのぼってみると...
じゃじゃーん!ビルの上には「銅座稲荷神社」が!色々な伝説があるこの銅座稲荷神社。ずっとこの銅座の街を守り続けているんですね~今回はこの銅座稲荷神社を長崎遺産に認定!
お参りは自由にできますが、ビルの屋上にあるのでマナーを守ってお願いします。
【おまけ】
銅座稲荷通りには‟稲荷"と言いながらネコ、ネコ、ネコがいっぱい!このあたりのボス...?と思われるネコと意思疎通を図る広助さんなのでした。
2022年02月08日更新