第43回 島原市 われん川

毎週火曜は町歩きの達人・山口広助さんと行く「ひろすけじるし・長崎遺産」!今月は島原・雲仙シリーズをお送りしています!

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島原復興アリーナからスタート!平仙アナは自前の日本代表のユニフォームを着てお送りしましたよ~!たしか2014年のワールドカップの時の物...?だとか...(不確かですみません;;)

ここから車で5分ほど移動したところにあるのが水無川です。...が、近くには桜が!ヒザクラの一種かな~?ということでしたが、ますます春を感じますね!

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さらに広助さんの手の上には...

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テントウムシが!!気温もそうですが、花や虫からも春を感じられますね~!

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普段は水が流れていない水無川。雲仙岳の火山活動によって生じる土石流を海に向かって流すために整備されている場所でもあります。雄大な自然と、その脅威...この水無川ひとつとってみても学ぶことが多いです。

そしてこの水無川にかかる橋で広助さんは大盛り上がり!

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三角形が綺麗なトラス橋と、アーチ橋が重なって見えます。上にある白い点は実は月!撮影したのは午後4時頃だったと思うんですが、肉眼ではかなり大きく見えました!向こうに見える山々は熊本県です。色々な景色が楽しめる場所ですね~

トラス橋は今は廃線になり使われていませんが、島原鉄道で使用されていたもの。いつかまた何かの方法で通ることができるようになるんでしょうか?(ちなみに電車が好きな平仙アナはサイクリングとかできたらいいのに~と話してました笑)

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さて、ここからは本題に戻りまして...今、島原で見ることができる風景は雲仙岳の火山活動から出来たものがたくさんあります。その一つが前回紹介した秩父が浦と九十九島(つくもじま)。寛政4年の火山活動で眉山の崩壊によってできた流れ山や島の風景です。そして今回紹介するのは、その時の地割れで湧き水が湧きだしたという場所「われん川」!

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さらに1990年から始まった火山活動、1991年に発生した土石流災害で周囲が埋まってしまった時も、この川だけは奇跡的に埋まらずに残ったそうです。今でも湧水がこんこんと湧き続けています。本番では残念ながら日が傾いてしまい陰になってしまったのですが、光に当たると水が透き通っていてとても綺麗です!

今回はこの「われん川」を長崎遺産に認定!

広助7.jpg次回は雲仙市で長崎遺産を探しますよ~お楽しみに!

2022年03月15日更新
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