第51回 長崎市寺町 禅林寺

毎週火曜は町歩きの達人・山口広助さんと行く「ひろすけじるし長崎遺産」♪今月は長崎の「人」シリーズをお送りしています!やってきたのは長崎市の寺町!

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強い日差しに負けてちょっぴりアンニュイな二人です。今日は寺町通りの一番北にある禅林寺のお墓を尋ねます。...が、この龍馬通りを通っていきますよ~

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登っていくと坂や山の途中にある長崎らしい景色を見ることができます。積んである石垣にも秘密が!

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ごつごつした石の中に綺麗な長方形や正方形の石...これは元々墓石として使われていたものだそうです。さらに石段を登っていくと...たくさんのお墓が。今回は‟ビスケットを日本に広めた人"に会いに来ました!

ビスケットはその昔カステラや金平糖などと一緒にポルトガルから日本に伝えられたそうですが、あまり人気が出ず...日本では外国の方の間だけで流通していたそうです。しかし!ビスケットの保存性の高さと栄養の高さに目をつけたのが水戸藩!水戸藩から長崎に留学に来ていた蘭医・柴田方庵はビスケットの製法を聞き、それを手紙に書いて水戸藩に送ったことが残されています。このことがなければ今日本ではビスケットを食べていなかったかも!?

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今回はこの柴田方庵さんのお墓を長崎遺産に認定します!お菓子を販売している会社のHPではビスケットの由来として柴田さんのお名前が掲載されていることが多いんですよ~!みなさんもよかったら調べてみてくださいね!

【おまけ】

寺町にもネコがいっぱい!

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2022年05月17日更新
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