第52回 長崎市鍛冶屋町 大音寺(松平図書頭の墓地)
毎週火曜は町歩きの達人・山口広助さんといく「ひろすけじるし長崎遺産」♪今月は「長崎の"人"シリーズ」をお送りしています。今回やってきたのは長崎市鍛冶屋町。
長崎三大寺の一つ、大音寺から中継をお送りしました!
こちらには樹齢300年は超えているといわれている市指定の天然記念物「イチョウの木」や「クロガネモチの木」があり自然豊かな場所です。
そして今回の人シリーズで紹介する長崎奉行125人の中で唯一神になった松平図書頭。文化4年(1807)に当時オランダ船としか交流のなかった長崎にイギリスの船が侵入してきます。イギリスの船「フェートン号」は物資と食料を要求しましたが、長崎には何も被害が出ずに長崎港を出港しました。しかし当時長崎奉行であった松平図書頭はその責任をとって自害。長崎の人たちから慕われていた松平図書頭は祭られ、神様となりました。
これまでも菅原道真など人が神として祭られている場所をご紹介してきましたが、長崎奉行の中では唯一神になった松平図書頭。今日は大音寺にある松平図書頭の墓地を長崎遺産に認定しました!
【おまけ】
本日のひろすけじるし、助演男優賞となったネコちゃん。手がモコモコしていて可愛いです。
こちらは後ろの石板に書いてあることが読めると亀の像が動きだすという不思議な石像...興味深いものがたくさんある大音寺、みなさんも訪れてみてくださいね♪
2022年05月24日更新