ホーム番組情報マルっと!ひろすけじるし 長崎遺産第64回 長崎市皇后島(通称ねずみ島)

第64回 長崎市皇后島(通称ねずみ島)

毎週火曜は町歩きの達人・山口広助さんと行く「ひろすけじるし長崎遺産」♪今月から新シリーズ「長崎西海岸シリーズ」がスタートしましたよ~!やってきたのは長崎市の鼠島公園です。

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この公園、名前のごとく「ねずみ島」という愛称で呼ばれていますが...本当の名前は「皇后島」というんです!(知ってましたか?)

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遊具などが置いてある方ではなく、海岸の方をずっと歩いて行くと...こんな石碑が!

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むかしむかしそのまたむかし...第14代皇后の神功皇后がこの地に上陸したことから「皇后島」と名前がついたそうです。これまでも神功皇后にまつわる伝説は長与・時津や松浦市などでも紹介してきました!あちらこちらでお見掛けする神功皇后...さすが伝説の皇后ですね!それではなぜ‟ねずみ島"と呼ばれるようになったのでしょうか?

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これもそのまた昔...今の長崎市深堀地区が佐賀の領地だった頃...この皇后島は深堀から見て干支の子丑寅卯...の子(ねずみ)の方角にあったそうです。さらにその形がつまんだように(つんだように)見えたことから‟ねずみ"島と呼ばれるようになったということですよ~※諸説あります

そしてこのねずみ島は水泳のイメージが強い方も多いのではないでしょうか?

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今は閉鎖されていますが、長崎初の海水浴場とも言われていて、ここでは水泳教室なども行われていました。長崎の水泳の発展の地ともいえます!

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その歴史はなんと令和4年で120周年!ねずみ島には伝説あり、歴史あり!ということで今回はこのねずみ島を長崎遺産に認定しました!次回も長崎市、こちらも神功皇后にまつわる場所ですよ~

2022年09月06日更新
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