第65回 長崎市神浦地区
毎週火曜は町歩きの達人・山口広助さんと行く「ひろすけじるし長崎遺産」♪今月は「長崎西海岸シリーズ」をお送りしています。やってきたのは赤い橋が目印!長崎の神浦地区です。
この赤い橋は外海地区にかかっている青と白の橋と合わせてフランス国旗に由来しています。フランスは明治時代にこの地域で人々を助けたド・ロ神父の故国。サンセットロードとして夕日も綺麗な場所ですよ~
さて神浦はなぜ神浦という名前なのか...今回も神様のお話です。神浦の本通りにある神浦神社にその謎を解くものがあります。
石垣もこの地域特有のもので、薄い石が何層にも重なっていました!この神浦神社の歴史には、前回「ねずみ島」でも登場した第14代皇后の神功皇后が登場します!
これがその神功皇后「御腰掛け石」。この場所を訪れた際に腰掛け、当時住んでいた人々に「この浦は...」とたずねたそうです。なんとそこから「この浦」→「このうら」→「こうのうら」→「神浦」となったそう!名前の由来がまさかこんなところからやってくるとは!
神功皇后は長崎県内の色々なところに登場するので、今後も出てくるかもしれません!さらに神浦にはかつて城があったということでその場所にも行ってみました!
神浦の町が見渡せる場所です。1375年から1379年に神浦の在地領主となった大串小次郎俊長が後に神浦氏を名乗り築城した山城だそうです。
今回は歴史深い神浦地区を長崎遺産に認定!次回も引き続き西海岸シリーズをお送りします~!
2022年09月13日更新