第67回 西海市横瀬浦

毎週火曜は町歩きの達人・山口広助さんといく「ひろすけじるし長崎遺産」!今月は「長崎西海岸シリーズ」をお送りしてきましたが今日で最終回!

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今回は横瀬浦の港からスタート!大村藩主・大村純忠が横瀬浦を開港したことから、このあたりは南蛮貿易で栄えていったんです!大村純忠は日本初のキリシタン大名としても知られていますが、横瀬浦で洗礼を受け、キリスト教徒になったそうです!

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港の近くに出来た「上町」と「下町」この名前は長崎市中心部にある「上町」の町名の由来になったとも言われています。長崎市の「下町」は合併によりなくなってしまいましたが、ここが発祥だったんですね!

続いては港を見渡せる横瀬浦公園へ!

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この公園には資料館があり、横瀬浦の港や南蛮貿易について学ぶことができます!

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ここで登場するのがポルトガル人宣教師「ルイス・フロイス」!この人は横瀬浦に上陸したあと、織田信長や豊臣秀吉と謁見し、日本について様々なことを書き記したことでも知られています。そんな人が日本で最初に上陸したのがこの場所だなんて!歴史っておもしろい!

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かつてはこの場所に天主堂もあったそうです。辺り一帯がキリスト教の町だったんですね。

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資料館の横には教会風の展望台も!

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ステンドグラス風の窓ガラスもありましたよ~!

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先ほど紹介した「上町」「下町」だけでなく、実は「思案橋」「丸山」なんていう場所も!長崎港が開港していなければ、この場所が長崎県の中心だったかもしれない...なんていう楽しみ方もできる横瀬浦を長崎遺産に認定しました!

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次回は「広助さんとっておきの場所」をご紹介します~!

2022年09月27日更新
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