第78回 南島原市両子岩

毎週火曜は町歩きの達人・山口広助さんと行く「ひろすけじるし長崎遺産」♪数字シリーズは、コーナーの年内放送回数をカウントダウンしながらその数字にまつわる場所を巡っています。今回はいよいよ「2」!やってきたのは南島原市です。

広助2.jpgさてさて南島原の「2」は...海にありました!

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こちらが今回の「2」!「両子(ふたご)岩」です!今は「両子」でふたごと呼んでいますが...昔の絵では漢数字の「二」が使われていたよう...かつては手前にある祠と奥の岩の間にもっと大きい岩があり、奥の岩と併せて「ふたごいわ」と呼ばれていました。約150万年前の火山による土石流堆積物が長年波の浸食により出来たもの。自然の力で作り出された地域のシンボルです!

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横から見ると...人の顔のようなシルエット。この岩が崩れないように、根元の部分は補強されているんです。これからも地域のシンボルとして荒波に負けずこの場所にあり続けてほしいです!

さらにこの地に昔から伝わる親孝行の安永安次さんの像にも会いにいきましたよ♪

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安次さんは親孝行で知られ、なんと時の領主・松平候に褒美をもらったほど!江戸時代から伝わる親孝行のお話...このあたりは「孝子の里」と呼ばれています!次回はいよいよ年内最後!「1」を探して東彼杵町に行きま~す!

【おまけ】

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両子岩がある海岸の石は全部丸くてすべすべ!きっと荒波に削られてこんな形になるんでしょうね...ちなみにシーグラスも落ちていましたよ♪

2022年12月13日更新
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