第１０１回　不思議な言葉シリーズ①島原の「まだれいな」

毎週火曜は町歩きの達人・山口広助さんと行く「ひろすけじるし長崎遺産」♪今日は１０１回目！気持ちも新たに、今回から新シリーズがスタートしました！

あいにくの雨で梅雨時期ならでは...という感じですが、元気にお送りしましたよ♪島原鉄道「三会駅」の近くからスタート！この場所からは晴れていれば雲仙普賢岳、有明海も見えます。

晴れていたら見えるんです！！なのでみなさんは心の目で見てください（笑）さてさて今回から始まった不思議な言葉シリーズ、最初のキーワードは「まだれいな」です。一体「まだれいな」とは何なのか？ここから少し山手に移動します。

やってきたのは地域の方のお墓が立ち並ぶ場所！ここに県指定史跡「まだれいなのキリシタン墓碑」があります。

まだれいなのキリシタン墓碑とは...禁教令より以前のものではないかと言われていて、多くのキリシタン関連史跡が取り壊されてしまった中で残っているのはとても珍しいんだそう。さらにこのお墓には漢字の「干」に似たカルワリオ十字紋という十字架が平彫りされています。「まだれいな」は洗礼名でおそらく女性のお墓だろうとのこと。天然の安山岩で出来ており、県内に残るキリシタン墓碑の中では一番美しいと言われています。

今回はこの「まだれいなのキリシタン墓碑」を長崎遺産に認定！次回も不思議な言葉を追いかけて雲仙市へ向かいます！