第143回 長崎の坂② 江戸時代の風情「長崎街道をゆく」
水曜日は町歩きの達人・山口広助さんと行く「ひろすけじるし長崎遺産」
今月は長崎の坂がテーマ、最終回は長崎街道、諫早市を中心に歩きます!
長崎街道の坂を目指し、まず登場したのが御境石
1859年に建てられ、佐賀領喜々津村と大村領古賀村の領界を示しています
国の境「国境」だったわけですね
実は、現在もこのあたりは長崎市と諫早市の市境なのです
長崎街道は現在の幹線道路よりも山あいにあり
のどかな風景が楽しめるとともに、その分険しい道も...
そうしてやってきたのが、最初の長崎遺産「椎木坂」
竹林のわきを枯葉のじゅうたんが真っすぐと伸びる風景は
とても趣がありますよね
さらに歩みを進めていくと、大自然の中に吸い込まれていきます
ここが2つ目の長崎遺産「赤松坂」です
かつて坂を上りきったところに赤松の巨木があったことから
その名前が付いたそうです
番外編:久山の磨崖仏三十三観音
赤松坂のすぐそばに
ぜひ立ち寄りたいありがたいスポットが‼
江戸時代に信仰のため、岩に観音様が掘られたそう
長崎街道の坂をゆくと、深い歴史にたどり着くのです!
2024年07月25日更新