第２７回　平戸市田平町　海寺跡・焼罪史跡公園

毎週火曜は町歩きの達人・山口広助さんと行く「ひろすけじるし長崎遺産」♪今回から平戸・松浦シリーズがスタート！平戸市田平町を訪れましたよ～

「日本最西端の駅」という石碑も立っている‟たびら平戸口"。しかし今では沖縄県のゆいレール‟那覇空港駅"、さらには「JR線で日本最西端の駅」ということで‟佐世保駅"も最西端と言われています。田平は昆虫写真家の栗林慧さんのふるさとということもあり、こんなモニュメント（？）も！

大きいカマキリ～！！夜に見るとちょっと怖いかもしれませんね笑

ということで松浦鉄道‟たびら平戸口"の駅から車で３分ほどのところにある海寺跡にやってきました。道路沿いの看板には【海寺跡のハクモクレン】と書いてあり、春先にはハクモクレンの花が咲く地としても有名な場所です。近くからは平戸大橋も見ることができます！

かつてこの場所には海寺というお寺がありました。廃仏毀釈により廃寺になったあとは熊野神社がここに置かれ、ともに祀られていたです。平戸松浦氏からも厚い崇敬を受けていたそうですよ～

奥には当時積まれたという石垣の跡が！

これだけの石を集めるのも大変ですね...

仏教の歴史を学んだあとはキリスト教の歴史を学びます。向かったのは焼罪（やいざ）史跡公園。ここでかつてイタリア人宣教師、カミロ・コンスタンツォが殉教したということでそういった悲しい歴史を忘れないためにもモニュメントが置かれています。今回はこの焼罪史跡公園を長崎遺産に認定！

奥には平戸城も見える、景色の良い場所でしたよ。次回は平戸のかっこいい山を登ります！