㊱天祐寺(諫早市)編
佐世保市在住の漫画家・大原由軌子さんが「御朱印」を求めて県内あちこちをおさんぽする企画の36回目。
2022年11月30日(水)放送分は、諫早市西小路町にある天祐寺へ向かいました。
文明年間(1469年~1486年)にこの地を治めた西郷尚善が創建した天祐寺は、紅葉の名所としても有名なお寺です。
樹齢200年を越える大イチョウがつくる黄金の絨毯はまさに絶景!
紅葉の季節に1週間の期間限定で公開される庭園や襖絵も圧巻でした!(※2022年の公開は終了しています)
長崎県指定史跡でもある諫早家墓所には、諫早家の初代・家晴公より十八代・家興公までの墓があります。
弥勒四十九院造りといわれる特徴的なつくりはもちろん、更に興味深いのが夫婦揃ってお墓に入るというスタイル。
右の大きいお墓は殿様の、左の少し小さいお墓は奥方様のものです。
諫早家では、男尊女卑の時代でもこのように殿様と奥方様が同等に扱われていたというのがお墓からもわかる非常に興味深い場所でした。
(※諫早家墓所は公開しておりません。今回特別に見学させて頂きました)
広大な敷地を有する天祐寺には、気になるものがたくさん!
大原さんの気になって気になってしょうがないシリーズでは、大きな岩の上から子供たちの成長を見守ってくれる背(たけ)くらべ地蔵や
自由なポージングがどれも魅力的な十六羅漢(お釈迦様の弟子の中でも特に優れた16人のこと)
六道の世界(天道・人間道・修羅道・畜生道・餓鬼道・地獄道)で生死を繰り返すという仏教の教え「六道輪廻」を見守る
六地蔵石幢など見どころ満載です。
そんな天祐寺の御朱印がコチラ!
真ん中にドーンと入った朱色の印はなんとお釈迦様のサインといわれるもの!
この印が入った御朱印はとても珍しいそうです。御朱印ファンは必見ですよ~!
今回の大原さんのイラストがコチラ!次回もお楽しみに♪