㊸萬歳山 本経寺(大村市)編
佐世保市在住の漫画家・大原由軌子さんが「御朱印」を求めて県内あちこちをおさんぽする企画の43回目。
2023年5月10日(水)放送分は、大村市にある「みやざき園」と「萬歳山 本経寺」を訪れました。
大村市東大村にある「みやざき園」では5月いっぱいルピナスの花畑を楽しむことができます(駐車場あり・入園料500円)
ルピナスは"逆さ藤""昇藤"とも呼ばれ、紫色をベースにした美しいグラデーションを楽しむことができます♪
(黄色のルピナスはとっても珍しい色味だそうですよ~!)
こちらはオオヤマレンゲ。別名「森の貴婦人」。
普賢岳の登山道に自生しており、この季節は登山家たちの間でも
「今日は森の貴婦人に逢ってきたよ」と話題になるんだとか。貴婦人という名がピッタリのとてもお上品なお花でした♪
花を愛でたあとは大村市古町にある本経寺へ。
本経寺は、1605年 初代藩主・大村喜前(よしあき)公が建立した長崎県で1番古い日蓮宗のお寺で
加藤清正公ゆかりの5山(熊本の本妙寺・法華寺、大分の法心寺、長崎の本蓮寺、大村の本経寺)のひとつです。
ある歴史家の方曰く、この石垣には築城の技術が使われているんだとか...!?これには城オタクの大原さんも大興奮!
国指定史跡の大村藩主大村家墓所には、初代藩主から11代・大村純顕(すみあき)公までの歴代藩主やその一族の墓が並びます。
(※団体で見学の際は許可が必要です)
こちらは、キリスト教を棄て仏教を信仰している証として建てられた6mの五輪塔。
石工の技術の高さが光ります。
このように石霊屋・五輪塔・宝塔・笠塔婆など、多種多様な墓石が並ぶ中に小さな小さな墓石が・・・
3代藩主大村純信公の家老・小佐々前親の愛犬で、前親が殉死した際 荼毘の炎に飛び込み後を追った義犬華丸のお墓です。
義犬華丸のお墓は、現存する日本最古の史実の犬塚(犬の墓)であることから
世界的な「ヒューマン・アニマル・ボンド(人と動物の絆)の聖地」と言われています。
そんな本経寺の御朱印がコチラ!
色鮮やかなお花畑と立派なお墓の数々に大満足のおさんぽでした!
次回もお楽しみに♪