⑫亀岡神社(平戸市)編
佐世保市在住の漫画家・大原由軌子さんが
「御朱印」を求めて県内あちこちをおさんぽする企画の12回目。
2021年9月15日(水)放送分は、平戸市岩の上町にある亀岡神社に向かいました。
亀岡神社があるのは平戸のランドマークでもある平戸城内です。
神社名は城が建つ場所が『亀岡山』と呼ばれていたことに由来しています。
まずは平戸城へ。
展示には石垣のパズルや
侍気分で斬って答えるクイズなど平戸の歴史や文化を楽しんで学ぶことができます。
大原さんも満喫していました。
この平戸城でかつて『二の丸本殿』があった場所に亀岡神社は建っています。
平戸を代々治めてきた松浦氏を祭る霊椿山神社(れいちんざんじんじゃ)の老朽化に伴い、
地域内の七郎神社、乙宮神社、八幡神社とともに合祀する形で明治13年に今の場所に建てられました。
合祀を指示したのは当時の松浦氏で、先祖を大切に思う気持ちから城のもとに神社が建てられたのではないかといわれています。
境内にはこんな建物も。
国の重要無形文化財に指定されている『平戸神楽』を舞うための神楽殿です。
江戸時代の前期、松浦氏の命により地元出身の神道家・橘三喜が諸国を巡り、平戸神楽を創り出しました。
発祥の地である今の亀岡神社には、橘三喜の顕彰碑と神楽殿があり、平戸の文化をしっかりと守り伝える場所となっています。
亀岡神社の御朱印です。
平戸城と平戸大橋、そして松浦氏の家紋「三星」。
平戸の魅力が詰まった素敵な御朱印です。大原さんのオリジナルイラストはこちら!!次回もお楽しみに
2021年09月21日更新