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スペイン美術(おうちで美術館File07)

17世紀後半 スペイン画壇を代表する画家 フアン・カレーニョ・デ・ミランダ

カルロス2世の王付き画家として 主に肖像画を手掛けた「聖アンナ、聖ヨアキム、洗礼者聖ヨハネのいる聖母子」は、

深緑のカーテンのかかる室内に 幼子イエス・キリストとその家族 親類が表された聖家族図であり、

暖かい家族の様子を感じ取ることができる作品となっている。

18世紀後半から19世紀初頭にかけて活躍したスペインの画家 フランシスコ・デ・ゴヤ

近代絵画の創始者の一人として知られ宮廷画家としても重きをなした人物で、油絵の他にも独特の世界観を表現した版画を手掛ける。

一枚の銅板の表裏にそれぞれ刻まれた「明るい背景のマハ」と「暗い背景のマハ」は、スペインの民族衣装を身にまとったマハ(スペイン語で「粋な女性」という意味)の姿を見ることができる。

解説:長崎県美術館 稲葉友汰学芸員

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