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水を掛け合い無病息災を願う「水掛け地蔵」江迎町の千灯籠まつり
被爆80年の今年、長崎を舞台にした新たな小説が出版されました。
被爆した父親の足跡を息子がたどるストーリーで、「庭」が象徴的に登場します。
戦後生まれの私たちに想像することの大切さを教える作品です。
埋もれた被爆体験を緻密な取材で物語に仕上げた「Garden」は、私たちに想像力の大切さを伝えます。
(2025年7月28日放送)
放送後に作者の森越智子さんからメッセージが届きました。
「原爆によって受けた心と体の傷は、それを語る人にも、語らない人にも、等しく大きな苦しみを与え続けます。
その苦しみを抱えながら、私たちに命をつないでくださった被爆者の皆様に、心から敬意と尊敬の意を表します。
皆様の思いを確かに私たちが次世代へ引き継ぎます」