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長崎・被爆80年
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80年ぶりに判明~原爆で消えた姉の消息を追って

ブラジルに住む被爆者・盆子原國彦さん(85)は5歳の時、広島原爆の爆心地から約2キロの場所で被爆しました。建物疎開に出かけた母と姉は帰って来ず、姉はどこで亡くなったのかさえ分からないままでした。

姉の消息を知りたくても、戦後、ブラジルに移住した盆子原さんは、その手がかりをなかなかつかむことができずにいました。KTNテレビ長崎では、盆子原さんのわずかな記憶を手がかりに姉・幸子さんがどこの学校に通っていたのか、どこで原爆に遭ったのか、を調査。戦後、広島で無数に残された手記や資料、平和記念資料館の担当者が蓄積してきた知見などから、幸子さんが動員作業中に原爆の犠牲になったことが判明しました。

「姉の消息が知りたい」という被爆者の切なる思いが実った物語です。

(2025年8月7日放送)

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