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2025年

伝統を次の世代に繋ぐ挑戦 詩舞と曳壇尻 新大工町

新大工町は扇を手に詩吟に合わせて舞う詩舞と根曳衆が壇尻を勇壮に曳き回す曳壇尻を奉納します。

10年ぶりの奉納は「伝統を次の世代に繋ごうとする挑戦」でもあります。

「町内総参加」を掲げる新大工町は、女性陣の「詩舞」から始まります。

明治時代に「剣舞」を奉納していた歴史を受け、10人の舞人が扇を手に凛々しくも美しい所作で群舞を披露します。

 

続いて登場するのが曳壇尻です。 盆明けの課題は根曳と囃子が一体感を出すことでした。

壇尻は 長さ4メートル、幅1.7メートルあり、曳き手や曳き綱がないため曳き回すのはけっして簡単ではありません。

「先輩から引き継いだ曳壇尻を私たちの代から次世代につないでいくのが大きな役割。

今回立派な奉納をして、7年後の次世代にバトンタッチしていきたい」 町の歴史を描き、繁栄を願う新大工町の詩舞と曳壇尻。

この10年で街の風景は大きく変貌しましたが、受け継がれてきた奉納への思いは変わりません。

(2025年9月8日放送)

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