ニュース&特集
長崎くんち
2025年
相撲と子ども出演の伝統守る 西古川町奉納踊
長崎くんちの踊町紹介、西古川町。
相撲と深いゆかりがある町はおよそ350年という長い間にわたって、 一貫して「相撲」にまつわる奉納を続けていて、全ての踊町の中でも唯一です。
力士が豪快に弓を操る弓取式。取り組みの終わりに勝った力士の喜びを表します。
今年、初めて諏訪の大舞台に挑むのは戦禍のウクライナから避難してきた高校生、エゴール・チュグンさんです。
所属する長崎鶴洋高校相撲部の監督、髙橋修さんとともに出演します。
長唄「諏訪舞清流晒女」は、さらしで中島川の流れを表現しています。
出演するのは3歳から17歳までの9人の子供たちです。
子供を中心にした奉納踊は西古川町が大切にしてきた伝統です。
次の子供たちへとつないできた町の伝統。
今年も小さな町が大きな相撲取りとともに町の歴史を刻み続けています。
(2025年9月16日放送)