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急速に人口減少が進む一方で移り住む人も増加 島で暮らす人々~五島列島・奈留島~
町が大切にしている伝統を守るため父から子へ、伝えたい思いと引き継ぎたい技があります。
長崎くんちの踊町、榎津町の川船。 総ヒノキの白木の船を16人の根曳が軽快に回します。
奉納は1800年代中盤に始まったともいわれていて、町は重ねてきた歴史に誇りを持っています。
網打船頭を務め「一網打尽」をねらうのは、桜町小学校3年の古賀優多くんです。
父で根曳の友一朗さんも31年前に網打船頭を任された経験者です。
親子二代で大役を担うことに誇らしさを感じています。
伝統を重んじる古き良き榎津町の川船。
町の誇りと家族の絆が奉納を支え、次の世代へ歴史をつないでいきます。
(2025年9月19日放送)