ホーム8gram 番組情報 43人犠牲の普賢岳大火砕流 災害報道のあり方を見つめた「前線にて」5月25日放送
トレンドワード
番組情報
番組情報
2021年05月19日

43人犠牲の普賢岳大火砕流 災害報道のあり方を見つめた「前線にて」5月25日放送

1991年6月3日に発生した普賢岳の火砕流惨事から今年で30年となります。
この火砕流で消防団や警察官、マスコミ関係者など43人が犠牲となりました。このうち3人は、KTNテレビ長崎のスタッフです。

progmram2105252.jpg

当時、マスコミ関係者は普賢岳からの火砕流を撮影しようと、避難勧告の対象となっていた島原市の上木場地区にカメラを構え続けました。

我々マスコミは、なぜ住民に危険性を十分に伝えることができなかったのか。そしてなぜ自ら殉職者を出してしまったのか。
これらを教訓にするため、KTNでは1991年12月に「前線にて~検証・普賢岳災害報道」を放送しました。
番組では数多くの研究者やマスコミ関係者などから話を聞き、番組を通して検証を試みました。

program2105253.jpg

「災害報道はいかにあるべきか」

今も色あせることない私たちへの問いかけです。番組では一部に新たな映像を加え、再構成したものをお送りします。

「前線にて ~検証・普賢岳災害報道~」
2021年5月25日(火)午後2時45分~放送

program2105254.jpg

そして同日夜には「忘れない~ 普賢岳噴火災害30年」をお送りします。
6月3日の火砕流でKTNをはじめ被災したマスコミ関係者の車両は、長らく放置されました。
30年目の節目にあたって「定点」は整備されることになりました。
実現に奔走した関係者、そして30年がたった今、「定点」に関わった記者や遺族は何を思ったのか、災害の記憶の継承についても考えます。

「忘れない ~普賢岳噴火災害30年~」
2021年5月25日(火)よる7時~放送

関連記事 「忘れない~普賢岳噴火災害30年」特別番組を放送します(8gram)

この記事をシェアする Facebook X(旧:Twitter) LINE
トップへ