え?だれなん?
こんにちは、円田智子です。先日、娘から「お母さんとプリクラを撮りたい!」と言われ、20数年ぶりにプリクラを撮ってきました。プリクラと言えば1995年に登場した撮影機で、当時「写真を加工する」などの技術が新しく、画期的だとして大ブームに。高校時代は私も同級生とプリクラを撮ってはシール交換したり、手帳にシールを貼って見せ合いこをするのが日課で、コミュニケーションツールの一つでもありました。
あれから20年以上・・・。令和のプリクラはどんなことになっているんだと、興味とおっかなびっくりな気持ちでいざ、プリクラの周囲のカーテンに映しだされモデルのキラキラ女子に軽く会釈してカーテンの中へ!そこには「きゅるうるeye」や「もちぷに肌」、さらに「うる盛れ」などアラフォーかあちゃんには無縁のキーワードがずらり。「きゅる...?」「うる...盛れ?」聞いたことのないキラキラワードにたじろぐ母をよそにテンション爆上がりの子どもたち。しかし戸惑っている暇はなく、「いっくよ~!3.2.1」と勝手に始まる無情のカウントダウン。画面に映る仕事をしているにも関わらず、顔を作る暇もなくパシャリ。「次はかわいいポーズで!」と次々に機械から指示が来るものの、「かわいいポーズってどんなポーズだよ」と突っ込みも空しくパシャリ。何が何だかわからないまま、撮影が終わり、落書きコーナーへ。撮影された画像を見ると「・・・え?だれなん?」
この日の私はドすっぴんに眼鏡という完全オフの顔。それなのに、こ・・・これは!!まだ加工もしていないのに勝手に機械がかわいくしてくれている!(かわいいかどうかはおいといて)
いまのプリクラは最新のAI技術を搭載している機種も多く、顔のパ―ツの比率を計算し細かい加工やメイクも施せるんだとか。顔を作らずとも盛れ盛れ200%の私を勝手に作り出してくれるんです。いまはこんなことになっているんですねぇ。令和のプリクラ初体験は驚きの連続でした。しかしもはやこれは別人レベルですな。
でも出てきたプリクラのサイズが小さすぎて老眼に悩み始めたアラフォーには顔がぼやけて見えなかったのはここだけの話。