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2025年08月15日

被爆80年と私

「どんどん日に焼けていくね」と最近よく言われる吉井です。今年は被爆80年でした。次世代に何を伝えていくかをテーマに、この1年、広島の系列局TSSテレビ新広島と共同プロジェクトを行ってきました。その流れで8月6日の広島原爆の日に現地に行ってきました。

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広島の式典で印象的なのは人の多さと規模の大きさです。長崎で今年用意された席は2700人規模でしたが、広島は7000人規模。周辺に集まっている人も含めると軽く1万人を超えています。世代も国籍も幅広く平和を願う思いの大きさをダイレクトに感じられました。

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夕方にはTSSの「ライク!」に出演してきました。去年は中継だったのですが、今年はスタジオ。20年以上この仕事をしていますが、他局のスタジオに出る経験はほとんどなかったので非常に身が引き締まる思いでした。加藤アナウンサーと岡野アナウンサーの進行の元、広島と長崎の式典の違いについて解説しました。非常に好評で、ネット記事が某ニュースサイトに掲載されました。節目の年に、広島のみなさんに長崎のことを伝えられ、非常にありがたい機会をいただきました。

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広島の3日後が長崎原爆の日です。今年は夕方の特別番組「KTN Live Newsイット!SP つなげ未来へ ナガサキの80年」の司会を担当しました。ゲストに被爆者の三瀬清一朗さんとICANの国際運営委員の川崎哲さん、核兵器をなくす日本キャンペーンの浅野英男さんをお迎えしました。俳優の上白石萌音さんと水上恒司さんの対談企画も交え、多くの人に見てもらえるように構成したつもりです。次の世代の私たちが戦後80年をどう受け止め、どうつないでいくか。この番組が平和について考えるきっかけになれていたら幸いです。協力してくださったみなさま、本当にありがとうございました。みなさん、それではまた!

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