第561回番組審議会 2021年10月13日
第561回番組審議会は、2021年10月13日にテレビ長崎本社で開催され、下記の番組について審議を行った。
審議議題番組 わがまま!気まま!旅気分「焼き物の里 ゆたゆた癒やし旅 長崎・波佐見」
2021年8月6日(金)19時00分~19時55分
出席委員(順不同・敬称略)
菊森 淳文
田崎 智博
柴田 守
石川 由香里
近久 宏志
大川 綾
内田 輝美
相本 倫子
以上 8名
欠席委員(順不同・敬称略)
なし
審議の概要
- 楽しく視聴できる番組で、地元の人、県外の人(移住してきた人)が、入り混じって登場しているところが良かった。食事のシーンがいくつかあったが、料理を食べた後の感想の表現(食リポ)が単調だと感じた。
- 地区の魅力を伝えていて、ゲストとアナウンサーに好感が持てるとともに、よい意味でのゆるい感じが出ていて良かった。
- コロナの状況での料理の紹介の方法について、もう少し違う方法があってもいいと感じた。実際の食事のシーンではなく、料理だけ見せることも一つの方法ではないだろうか。ゲストとアナウンサーの食事のシーンを紹介するのであれば、パーテーションは必要だと思う。
- 何を目的とした番組であるかが、わからなかった。誰に視聴して欲しいのか、何を売り出そうしているのか。旅番組は飽和状態で、新たな価値観を提示してもよいと思う。
- 「華がない」「女性におすすめの色は」「女子代表」というようなコメントがあったが、若い女性に対するステレオタイプをテレビが再生産しているのではないか。
- 波佐見は、車で行く以外は、交通アクセスがよくないと思うが、アクセスに関する情報が少なく、旅番組として視聴し、初めて歩いてみたいという人には不親切だと感じた。どこで取材をしているのか、知らない人でもわかるような工夫が必要だと思う。
- 焼き物の里として紹介するのであれば、焼き物を作る過程の基礎的な知識を視聴者が得られるような説明や構成上の工夫がもう少しあってもよかったのではないか。