ホーム番組情報マルっと!ひろすけじるし 長崎遺産第47回 長崎市本河内 本河内高部水源地

第47回 長崎市本河内 本河内高部水源地

毎週火曜は町歩きの達人・山口広助さんと行く「ひろすけじるし長崎遺産」♪今月は‟日本で最も〇〇な土木構造物"シリーズをお送りしていますよ~!

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蛍茶屋電停からスタート!今日は3年ぶりのプロ野球公式戦ということで野球大好き平仙アナは張り切ってお伝えしました!(広助さんもお付き合いいただきました...笑)

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国道沿い...ではなく、横道に入っていくとそこは昔のメインストリート、長崎街道!

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今は日見バイパスの橋桁の下にあたります。ここからずっと歩いて行けば小倉に着くんですって!昔は歩いて向かったなんて...どんな道のりだったんでしょうか。

そして...ちょっとした気づきですが、国道沿いからこの横道に降りてくるところにある階段にはこんな工夫が!白っぽく見える石は蛍光色に光っているんです!夜道を歩く人が転ばないようにという素敵な配慮だそう♪

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さてさて本題は「日本最〇〇な土木構造物」!奥の方に見える緑の斜面地がその場所です!

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ということでやってきました本河内高部水源地!今は跡になっていて公園があります。

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明治時代にコレラの流行をきっかけに衛生環境を整備する目的で作られた水道施設。横浜・函館に続き3番目に出来たものですが、横浜・函館と違うのは貯水する施設であったこと。つまり日本で最初の水源地的な役割の施設がこの本河内高部水源地なんです!

しかし長崎大水害でこの場所が崩壊してしまう可能性が出てきたため、ここは公園として残し、さらに上に本河内高部ダムが作られました。

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こうして水道の歴史を知ると、色々なことがあって今の水道環境が作られたことが分かりますね。なんとはなしに通り過ぎていた場所ですが、場所によっては様々な歴史が隠されていることを感じたひろすけじるしでした!今回はこの貴重な本河内高部水源地を長崎遺産に認定!

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今は公園になっているのでみなさんも機会があれば訪れてみてくださいね♪次回は広助さんの大好きな橋を見に行きますよ~!

2022年04月12日更新
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