ホーム番組情報マルっと!ひろすけじるし 長崎遺産第114回 長崎くんち踊町シリーズ④船大工町

第114回 長崎くんち踊町シリーズ④船大工町

毎週火曜は町歩きの達人・山口広助さんといく「ひろすけじるし長崎遺産」♪長崎くんちを前にシリーズで今年の踊町を巡っています。

今回やってきたのは...西小島にある大徳寺公園。

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今日は船大工町なのに、なぜ西小島?実はここ、今はありませんが江戸時代はお寺があったそう。この下の地域には花街・丸山。日本文化の中心的な場所だったんです!

広助さんのお気に入りスポットの一つが大徳寺公園から階段をくだった場所にあります。

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広助さんがたっているのが大徳寺公園の下あたり。写真の真ん中あたりに見えるのが新地中華街(華)、向こうには出島(蘭)になっています。長崎独自の「和華蘭文化」が見えるこの場所、船大工町にも関係が!昔はこの辺りに中国から来た船が入ってきていたそう。荷物を下ろしたあと再び出航する前に船を修理していたことからこの先の町の名前が「船大工町」になったんです!

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船大工町は今も昔もにぎやかな街。江戸時代後期になると花街・丸山の門の前の町としてにぎわいました。

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明け方に花街での思い出を振り返って丸山の方を見たことから由来する「見返り柳」や、思い切って帰ろう!と決意して渡る小さな橋「思切り橋」の欄干などが残っています。歴史背景を知ってみるとまた見え方が変わる町、船大工町。今回は船大工町を長崎遺産に認定しました!

次回はお隣、本石灰町に行きますよ~

2023年09月20日更新
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