ホーム番組情報マルっと!ひろすけじるし 長崎遺産第115回 長崎くんち踊町シリーズ⑤本石灰町

第115回 長崎くんち踊町シリーズ⑤本石灰町

毎週火曜は町歩きの達人・山口広助さんと行く「ひろすけじるし長崎遺産」♪待ちに待った長崎くんちまであと少し!踊町シリーズ5回目は本石灰町!...と言いたいところですが、まずは飽の浦公園にやってきました。

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飽の浦公園にはこんな石碑が!

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本石灰町の演し物は御朱印船!かつて朱印船貿易商人として活躍した荒木宗太郎と、ベトナム王族の娘・ワカク(通称アニオーさん)の豪華な輿入れの様子を表しています。この飽の浦には荒木宗太郎の別荘的なものがあったそう。色々なところに足跡が残されています。

続いてやってきたのは朱印船が停泊していた浜町周辺。

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長崎大水害の記念碑の上に御朱印船のモニュメントが!

このあたりはかつて浜で、唐船や朱印船がたくさん停泊していたそう。船に重りとして石を乗せていましたが、石よりもお金になる石灰を乗せ始めたことからこの辺りを本石灰町と呼ぶようになりました。

本石灰町が「せっかい」と書いて「しっくい」と呼ぶのはナゼかというと...中国では「石灰」を「しっくい」と読むそうです。この辺りが色々な国と関わっていたことが分かりますね。

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今回はこの本石灰町を長崎遺産に認定します!歴史を知ると見え方が違う町がたくさん!いよいよ次回は踊町シリーズ最終回!丸山町に行きますよ~

2023年09月26日更新
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