第32回 東彼杵郡川棚町 片島公園
毎週火曜は町歩きの達人・山口広助さんといく「ひろすけじるし長崎遺産」♪今回は東彼杵郡シリーズの2回目、川棚町・片島公園にやってきました。
ここはかつて魚雷試験場として使われていた場所として知られていますが、まずは時代をさらにさかのぼり...大村藩にゆかりのある海神々社(かいじんじんじゃ)をご紹介します。海の向こうには鳥居が!筑前藩主黒田公が大村湾を渡った際に嵐に見舞われ、龍神に祈ったところおさまったということから、八大竜王が祀られています。
そして現在は魚雷発射試験場跡として当時の建物が残っていて、見学することができます。
土木構造物が大好きな広助さん、建物について語ってくれました。戦争遺構ですが、近年は平和を祈る場所にもなっています。
建物の隙間から力強く植物が成長している様子を見ると、その歳月を感じますね。さらにこんなところにアーチ橋も!
下の部分が5連のアーチ橋になっているんです。気づかなかった方も多いかも!?新たな発見でした。今回はこの片島公園全体を長崎遺産に認定します!
年内のひろすけじるしは次回が最後!東彼杵郡シリーズ最終回、東彼杵町へ行きますよ~!
2021年12月15日更新