第35回 長崎(小島)養生所跡・分析窮理所跡 長崎市小島界わい
毎週火曜は町歩きの達人・山口広助さんと行く「ひろすけじるし長崎遺産」♪前回は疫病が入ってくるのを防ぐため街道沿いに建てられた茂木道無縁塔、通称ライオンの塔をご紹介しました!今回はそれから長崎の医学がどのように発展していったのかが分かる場所へ!
長崎(小島)養生所はオランダ軍医ポンぺの願いにより開設された日本初の近代西洋式病院です。この石碑には当時の絵が描かれていて、建物の上にはオランダの国旗と日本の国旗が掲げられていますよ~
そしてこの石碑がある場所は資料館になっています!無料で見学することができ、この小島養生所で医学を学び、日本の医学発展に貢献した人物や、この地から出土した外国製の薬瓶などが展示されていますよ。
さらにこの近くに新たに整備されたのがこちら!
分析窮理所はポンぺの跡を継いだボードインという人が増設した施設で、長崎大学薬学部の源流とされている場所です。ここで近代西洋理化学について研究がされていたそうです。今回は長崎(小島)養生所と分析窮理所跡を長崎遺産に認定!
ちなみに...この場所は現在長崎市立仁田佐古小学校が建つ場所!こんな歴史ある場所で学ぶことができるなんて、素敵ですね~
今回のひろすけじるしは長崎だけでなく日本の医薬学発展に貢献した場所をご紹介しました!次回はどこに現れるんでしょうか?See You Again!
2022年01月12日更新