㉕東嶽山 西光寺(佐世保市)編
佐世保市在住の漫画家・大原由軌子さんが「御朱印」を求めて県内あちこちをおさんぽする企画の25回目。
2022年4月27日(水)放送分は、佐世保市上柚木町にある東嶽山 西光寺へ向かいました。
100mを超える参道の両脇には石仏が続き、まるで不思議の世界。
この石仏は西光寺八十八箇所石仏群と言って、すべての石仏の下には四国八十八箇所の砂が埋められているそう。
そのため、この西光寺八十八箇所石仏群をお参りすれば四国八十八箇所をお参りしたのと同じ功徳があるといわれています。ありがたいですね~
参道には綺麗なフジの花もちらほら...(4月中旬撮影)
5月初旬には見頃を迎え、その美しい景色に写真を撮りに来られる方も多いそうです。
約500年前、この地に虚空蔵菩薩が霊現したことから始まった東嶽山 西光寺。
注目なのが四季折々の花が美しく咲き誇る美しい庭園。その眺めはまるで極楽浄土のよう...
3月下旬から枝垂桜やオオムラザクラ、黄緑色の珍しい桜・ギョイコウなどをはじめ四季折々の花々が出迎えてくれます。
取材時はシャクナゲが見頃でとっても綺麗でした!
ほかにも、水滴が落ちる音が空洞に反響して美しい音色を響かせる水琴窟(すいきんくつ)も見どころです。
今回の御朱印さんぽで登場したのが、西光寺の子育て応援隊。
子育てをしていると誰もが経験をすることだと思いますが、「そっちに行ったら危ないよ!」「そんなことしたらダメだよ!」と恐い顔で怒ってしまうことありませんか?本当は優しくしたい、だけど怒らないと仕方がない...
そのギャップに悲しい気持ちになってしまうお父さん・お母さんの代わりにその役割を担ってくれる不動明王に
子どもの成長を見守る子育て地蔵尊
西光寺の本尊・智慧と福徳を授ける虚空蔵菩薩など子育ての強い味方が勢ぞろい!ぜひご家族でお参りして頂きたいお寺です。
ボイストレーナーとしても活躍しているご住職の里見呂明さん。今回、森山直太朗さんの"さくら"を披露して頂きました。美しい庭園に響く、甘い歌声に大原さんも撮影クルーもウットリ...リクエストにも快く答えてくださる優しいお人柄にも癒され、素敵な1日となりました。
そんな西光寺の御朱印がコチラ。書が美しい!
仏教の教えである極楽浄土というものは自らの目を仏様の目に見立て「綺麗だなあ」「気持ちがいいなあ」と思う安心のある幸せな世界のことを指し、いつでもわたしたちのそばに在るものなのですよとありがたいお話を聞くことができた今回のおさんぽでした。
大原さんのオリジナルイラストはコチラ!次回もお楽しみに。