⑩山王神社(長崎市)編
佐世保市在住の漫画家・大原由軌子さんが
「御朱印」を求めて県内あちこちをおさんぽする企画の10回目。
2021年8月4日(水)放送分は、長崎市へ
山王神社(長崎市坂本)に向かいました。
今回は、平和を祈るおさんぽです。
山王神社への参道にある、被爆遺構「一本柱鳥居」。
原爆により片側のみが残っています、奪われたものが何だったのか鳥居を通じて感じることができました。
そして、山王神社にある2本の大きなクスノキは、原爆により一時は枯れ木同然になりましたが奇跡の復活を果たしました。
そして、実は!山王神社にはもう一つ神社あるんです、それが「浦上皇大神宮」。明治17年に近くから山王神社に移ってきました。神社の格としては、浦上皇大神宮の方が上なんですよ。
【1945年(昭和20年)10月頃撮影】
原爆が落とされた当時の写真を宮司の舩本勝之助さん(79)に見せてもらいました。
当時3歳だった舩本さん、山手の防空壕に避難していました。町内では、唯一家族全員が無事でした。そんな、舩本さんの平和への思いーーー
「一本柱鳥居や被爆クスノキは"語らない生き証人"なんです。見た人がどのように感じるかは自由だと思う。」
被爆遺構を受け継ぐ宮司としての思いに触れることができました。
山王神社の御朱印をいただきました!
浦上皇大神宮がメインに書かれていて、通称として山王神社が書かれています。お参りをした後にいただいてください。
そして、大原さんのオリジナルイラストはこちら!!次回もお楽しみに
2021年08月05日更新