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長崎出身の洋画家 渡辺(旧姓宮崎)与平
京都市立美術工芸学校で日本画を学ぶ傍ら 画塾にて水彩など洋画の基礎を身に付ける。
「帯」は与平の妻 ふみ子を描いた油彩画で、ふみ子の身支度の様子が細やかに描かれている。
洋画でありながら日本画の表現を折衷しているような作品ともいえる。
長崎市銅座の豪商 永見徳太郎 長崎に関する近代の美術工芸作品・写真の蒐集家・写真家・画家・文筆家として知られ、芥川龍之介や菊池寛をはじめとする数多くの著名人との交流もあった人物。
永見がインド(印度)へ旅行した際にスケッチ・写真等をもとに描かれたとされる「朝のヒマラヤ」は、山から覗く 雲海の流れを巧みに表現した 迫力のある作品となっている。
解説:長崎県美術館 松久保修平学芸員