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万博のアバター案内役を長崎県内の精神科患者が担当

大阪・関西万博は国内と海外、あわせておよそ80のパビリオンがあり、にぎわいを見せています。

中でも注目の1つがシグニチャーパビリオン「いのちの未来」です。

人間がアンドロイドと共存する50年後の世界を追体験してもらうのがコンセプトで、会場ではアンドロイドやロボットなどが来場者を出迎えます。

「いのちの未来」の入り口では「アバター」と呼ばれるCGキャラクターがモニターに映し出されていて、万博会場からおよそ600km離れた長崎市の南部にある、三和中央病院の一室で精神科に通院しているデイケアの患者が操作しています。

患者はアバターを通すことでコミュニケ―ションへの不安やストレスが減り、対話しやすくなると考えられています。

「いのちの未来」の運営などには多くの企業や大学が関わっていて、長崎大学も共同研究に名を連ねています。

世界各国から幅広い世代の人が集まる万博会場で、アバターを通じて多くの人と会話することで患者の社会参加の足掛かりになればと考えています。

(2025年5月21日放送)

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