2025年07月01日 11:45
2025年の路線価 長崎の変動率は平均1.1% 前年より0.8ポイント高く4年連続の上昇
米価格の高騰を裏付ける数字が発表されました。
長崎市の4月の消費者物価指数は2024年の同じ月と比べ、プラス3.9パーセント、特にコメなどの穀類はプラス40.9パーセントと全国で最も高くなっています。
日本銀行長崎支店は県内の景気について「緩やかに回復している」と24カ月連続で判断を据え置きました。
県内では仕入れ価格を転嫁する動きが全国よりも強く、4月の消費者物価指数は、長崎市は2024年の同じ月と比べ、プラス3.9パーセントです。
日本銀行長崎支店 伊藤真 支店長
「おそらく長崎は価格転嫁が、なかなか進んでこなかったというところがありましたので」「過去上げられなかった部分を今、取り戻しているという動きだと我々は考えています」
特にコメなどの穀類は、2024年の同じ月と比べ、プラス40.9パーセントと、全国で最も高くなっています。
一方、個人消費は緩やかな回復を続けています。
食料品は節約志向が強まっているものの、衣料品や家電、自動車などの消費活動全般は堅調に推移していて、「メリハリ消費」が進んでいると分析しています。