ホームニュース「足指ストレッチ」で子どもの姿勢改善を 小学校に専門家招いて健康講座【長崎市】

「足指ストレッチ」で子どもの姿勢改善を 小学校に専門家招いて健康講座【長崎市】

2025年06月27日 18:35

子供が勉強や食事をしているとき、姿勢が悪いなと感じている保護者は多いかもしれません。

そんな子供の姿勢を改善するための講演会が長崎市の小学校で開かれました。

いますぐできるストレッチですので、テレビを見ながら皆さんもどうぞしてみてください。

体育館に集まった子供たち。

みんな裸足です。

まずは自分の足の指の形をチェックします。

「めっちゃ曲がってる」

長崎市の桜町小学校で25日に開かれた「姿勢改善のための講演会」です。

姿勢教育が専門の高島くみさんが足元から整える足指ストレッチを全校児童 約460人に教えます。

「親指と小指がまっすぐに伸びているかな」

児童
「まっすぐではない、親指のところがちょっと曲がっている」「先生の話聞いたら自分の足って変なんだなと」

理想の足の指の形はというと、親指と小指がまっすぐに伸びていること、指の間に適度に隙間があること、足でグーチョキパーがなんだそうですが、足の指がしっかり伸びていないと・・・

軽く引っ張られただけでも引っ張る力に負けて前かがみに。

「下に引っ張られたとき、自分がどれだけぶれるかを感じて」

体の土台ともいえる足に踏ん張る力がなければバランスを崩しやすく、姿勢のゆがみの原因になります。

特に最近は子供をとりまく環境の変化が姿勢に大きく影響しています。

姿勢教育の専門家 高島くみさん
「10年前よりも子どもたちは携帯を触る時間が増えたり、学校でもPCをする時間が増えているので、首が前に出ているストレートネックになっている子が増えたと感じていて」「小学生でも肩こり、首が痛いという子も多かったけど、肩が痛くなったり首の神経もあるので片頭痛、体調が悪くなったりしている子も増えている」

高島さんによると、姿勢が悪いと腰痛が起きたり、集中力やスポーツのパフォーマンスの低下にもつながるそうです。

さぁ、子供でも簡単にできる足指ストレッチ法を教えてもらいましょう。

足の指の間に手の指を入れて、広げて伸ばします。

甲の方に反らしたり、足裏の方に伸ばしたりを優しく繰り返します。

たったこれだけで・・

「力抜いている」

体幹が整って、引っ張られても体がぶれにくくなる効果があるそうです。

高島くみさん
「自分で姿勢をよくしようと、思わなくてもこのストレッチをしていると、重心が正しいところにきて姿勢がよくなる」「足の指がくっついてる子も多かったよね、ストレッチするときれいな足になる。ぜひ続けていってください」

児童
「簡単なストレッチだったからよかった」

児童
「ゲームする時に背中をまっすぐしようと思う」

児童
「最初はよろよろだったけど、(ストレッチ後は)体がぶれなかったので、今後も続けていこうと思った」

高島くみさん
「姿勢の授業、学校で教えてくれることはない」「子どもたちのうちから、どうして姿勢が悪くなってしまうのか、そもそも正しい姿勢ってどういう姿勢なのか、どうしたらいいかを伝えていきたい」

誰でも簡単にできる足指ストレッチ。

毎日、続けることが子供の可能性をさらに伸ばす一歩につながりそうです。

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