2025年08月07日 18:40
約1千人の被爆者の証言を聞き取り収録 元民放記者の取材の軌跡伝える特別展
2024年12月、長崎市で自宅に放火しようとした罪に問われている男の裁判員裁判が7日に結審し、検察は懲役4年を求刑しました。
現住建造物等放火未遂の罪に問われているのは長崎市の無職 浦山憂太 被告(31)です。
浦山被告は2024年12月、自宅で大家も暮らしていた長崎市矢上町の木造2階建ての住宅に放火しようした罪に問われています。
初公判で浦山被告は起訴内容を認めていて、裁判は量刑が主な争点です。
長崎地裁で開かれた裁判員裁判では論告・弁論があり、検察側は浦山被告が「周囲の人の生命・身体に危険を与えた」「競馬などにのめり込み生活を立て直そうとしなかった」ことなどを挙げた一方で、被害者側が被告人の処分を望んでいないとして、懲役4年を求刑しました。
これに対し弁護側は放火当時、被告は精神的に不安定な状態にあったことや、被害者との示談も成立しているなどとして執行猶予が付いた判決を求めました。
判決は8日に言い渡されます。