ホームニュース 佐世保・水道料金の値上げ案が議会で可決 2026年度から段階的に3割近くアップへ

佐世保・水道料金の値上げ案が議会で可決 2026年度から段階的に3割近くアップへ

2025年09月26日 17:50

2026年度からの水道料金を約3割値上げすることを審議していた佐世保市は、26日の市議会本会議で値上げ案を可決しました。

市民の負担を抑えるため、値上げは2年かけて段階的に実施されます。

老朽化した水道施設の更新に必要な財源を確保するため、佐世保市は2026年度から水道料金を値上げします。

しかし、市が求める27.5%の値上げは市民の生活に影響が大きいため、激変緩和措置として2026年度は10%、2027年度は5%を一般会計から補填します。

「賛成の議員の起立を求めます。起立多数、本件は原案通り可決されました」

可決にあたり、市議会都市整備委員会から附帯決議が付いていて水源対策として石木ダムの建設などへの県の関与を求めることや、市に対しては今後の水道経営で抜本的な構造改革に取り組むよう求めています。

佐世保市の水道料金は標準的な世帯で1ヵ月あたり現在1632円ですが、2028年度以降は2081円まで3割近く値上がりすることになります。(現在1632円 ⇒ 1年目:1918円、2年目:1999円、3年目以降:2081円)

この記事をシェアする Facebook X(旧:Twitter) LINE
FNNプライムオンライン
FNNビデオPost
Live News イット!
モッテレ
トップへ