かつての「浜町大火」を教訓に防火訓練 自衛消防団も半世紀を過ぎ「何ができるか見直すいい機会」
57年前の1968年、長崎市の浜市アーケードで火事があり、「浜町大火」と呼ばれています。
火災を教訓に8日、商店街で防火訓練があり、店舗の従業員などが客の避難誘導の手順などを確認しました。
「火事だ 火事だ」
訓練は長崎市浜町にある商業施設の(「ハマクロス411」)2階にある店舗から出火した想定です。
参加したのは商店街の自衛消防団や店の従業員など、約40人です。
8日は長崎市の中央消防署の職員19人と消防車両3台も出動し、けが人を救助するルートなども確認しました。
また、アーケードの屋根も開放。
いざという時に煙が充満しないよう、毎年このタイミングで動作をチェックしています。
KTN記者
「当時、火事が起きたのは今のこの場所にあった銭湯、そしてこの先、今の浜せんビルの場所です。1日に2件の火事が起き、商店街は当時騒然としました」
57年前の1968年5月10日、浜市アーケードで午前と夕方、わずか7時間のうちに2件の火事が相次ぎました。
あわせて14棟が全半焼などし、7100平方メートル以上が焼損。
負傷者31人が出る大火事となりました。
商店街ではこの火災をきっかけに、2年後の1970年に自衛消防団を結成し、毎年5月に防火訓練を続けています。
こちらは42年前の訓練の様子です。
町の法被を着た商店街の消防団員がアーケードの屋根に上がり、ホースで放水を行っていました。
また別の年には、はしご車による救助訓練も実施しました。
自衛消防団の結成から半世紀以上。
商店街では「浜町大火」を教訓に夜警を行うなど、火災を繰り返さない努力を続けています。
★浜市商店連合会 三山格 会長
「ここ2年間、ハマクロスで(訓練を)やった。それ以前はいろいろな店に協力してもらいやっている。色々な場所で訓練し、それぞれの店の人の経験を積むことは大事」「(火事が起きたときに)自分たちで何ができるか見直すいい機会」
長崎市消防局管内では今年に入って36件の火事が発生し3人が亡くなっていて、火の取り扱いには十分に気をつけてほしいと注意を呼び掛けています。
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