2025年07月01日 18:38
「長崎―上海便」が1カ月限定で週3往復に増便 夏休み期間の集客アップ目指し【長崎県大村市】
長崎市で起きた男児誘拐殺害事件から1日で22年です。
事件があった場所では学生などが再発防止を誓って手を合わせました。
事件現場そばの長崎市万才町の地蔵堂です。
県警少年サポートセンターの少年育成官と、少年の非行を未然に防ぐための街頭活動などを行う学生サポーター6人が訪れ、静かに手を合わせました。
22年前の2003年7月1日、中学1年生の男子生徒が当時4歳だった男の子を連れ去り、駐車場の屋上から突き落として殺害しました。
県立大シーボルト校1年 古用夕芽さん
「愛媛出身なので(事件について)長崎に来て初めて知った」「一人でも多く、他県の人にも知ってもらいたい」
長崎純心大学2年 高藤ここねさん(※「高」は「はしごだか」)
「目の前の子供たちに丁寧に接していく、見守っていくことが大切なのかなと」
事件を機に発足した学生サポーターは現在あわせて89人が活動しています。(長崎地区56人、佐世保地区33人)
痛ましい事件が二度と起きないよう、年齢の近い少年たちに寄り添いながら、街頭での補導や立ち直りの支援にあたります。