ホームニュース平和祈念式典で原爆犠牲者に捧げる「献水」 小中高校生が「天国まで届けたい」と採水

平和祈念式典で原爆犠牲者に捧げる「献水」 小中高校生が「天国まで届けたい」と採水

2025年08月08日 12:13

9日の平和祈念式典を控え、長崎市の平和公園で原爆の犠牲者に捧げる水が汲み上げられました。

KTN記者
「長崎はあす80回目の原爆の日を迎えます。長崎が最後の被爆地であり続けるために、ここから世界へ核兵器廃絶へのメッセージが届けられます」

平和公園にある平和の泉です。

9日の式典に向けて献水用の水汲みが行われました。

小学生、中学生、高校生の代表者3人は原爆の熱線を浴び、水を求めてさまよった犠牲者への慰霊の思いをしっかりと込めていました。

西北小6年 池田小百合さん
「戦争で被爆した人たちが水を飲めなかったので、その人たちのために水を天国まで届けたい思い」

三川中3年 大原哲生さん
「全世界の人が笑顔で楽しく暮らせる世界になってほしい」

長崎商業高2年 栗原在さん
「もう二度と戦争が起こらない世界になってほしい」

献水用の水は平和の泉のほか、三ツ山町の恵の丘の湧き水など市内4カ所でも汲み上げられました。

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